お米の栄養
お米は、日本人の主食でありとてもかけがえのない食品です。
近年、糖質質制限ダイエットなどがブームになりご飯は、太る食品だと思われがちですが、しかし適正量を食べるなら決して太る食品ではございません。
お茶椀一杯あたりのカロリーは、ショートケーキの約半分、ラーメンの三分の一です。
また、同じ炭水化物でも、粒状の炭水化物のご飯に比べパンやパスタなどの炭水化物は粉状なのです。
ご飯の粒状の炭水化物の方がゆっくり消化吸収するのでゆっくりと血糖値が上昇するのでパンやパスタに比べ太りにくい食品なのです。
さらに、朝ご飯を抜くと脳のエネルギーとなるブドウ糖が不足になります。
すると集中力や記憶力など低下してしまい勉強や仕事がはかどりません。
お米の栄養素
食品名 | タンパク質 | 炭水化物 | 食物繊維 | リン (mg) |
マグネシウム (mg) |
鉄 (mg) |
ビタミンB1 (mg) |
ナイアシン |
ビタミンE (mg) |
玄米 |
6.8 |
74.3 | 3.0 | 290.0 | 110.0 | 2.1 | 0.41 | 6.3 | 1.4 |
5分づき | 6.5 | 75.9 | 1.4 | 210 | 64.0 | 1.5 | 0.30 | 3.5 | 0.9 |
白米 | 6.1 | 77.6 | 0.5 | 95.0 | 23.0 | 0.8 | 0.08 | 1.2 | 0.1 |
このように白米よりも5分づき・玄米になると含まれる栄養素の数も大きくなります。
なので健康志向の方は、分つき米から始め慣れてきたら玄米を食べるのも良いと思います。
糖質ダイエットに関しても糖質ダイエットとは、糖質を減らすダイエットであって炭水化物を全くとらないわけでなく、あくまで摂取量を減らすダイエットです。
ちゃんと糖質も摂らないと病気になる可能性もございます。
特に日本人は、日本食だけを食べていた時はそんなに肥満の方は多くなかったはずです。
やはり食事が欧米化したせいだと私は考えます。
炭水化物は、人体にとって大切な栄養素です。
ちゃんと摂らないとストレスや体の不調など起こりやすいです。
毎食、3回食べ過ぎないように炭水化物を摂取したいものです。