ミルキークイーンの特徴
- 光沢が良く粘りが強い
- 冷えた後も硬くなりにくい
- 軟らかく食味が良い
農林水産省がスーパーライス計画の一環でコシヒカリを更に改良して生まれた低アミロース米。
ミルキークイーンは、アミロースが少ないので粘りが強いという特性があり、食べるとモチモチした食感が味わえます。
ミルキークイーンという名前は、玄米が半透明なのでお米の表面が乳白色に見えることから名付けられました。
もち米に似ていながらコシヒカリ並みの低タンパク含量で、光沢があり、味がよい、柔らかく、粘りが強いのが特徴。
他のお米に比べて、劣化が少ない、炊飯ジャーに入れても黄色に変色しにくく、冷めても硬くなりにくいので、お弁当やおにぎりなどにも最適です。
日本人は粘りのあるお米を好む方が多くおられる事から今や、コシヒカリよりも美味しいお米と大変人気をよんでいます。
粘りが強いお米がお好きの方にぜひおすすめしたい品種です。
ミルキークイーンの玄米
コシヒカリの玄米
コシヒカリの玄米は、淡褐色(ベージュ)です。
ミルキークイーンは、低アミロース米
ミルキークイーンは、粘りが強い低アミロース米です。
低アミロース米とは、通常のお米に比べてアミロースの含有量が少ないお米です。
ちなみにコシヒカリのアミロース量は、17%ほどです。
お米に含まれるデンプンには、アミロースとアミロペクチンの2種類ありましてアミロースが多いほど、パサパサした米になります。
もち米には、アミロースが含まれずアミロペクチンがほぼ100%に近いです。
ミルキークイーンのアミロース量は、約10~12%ぐらいです。
普通のお米のアミロース量は、約17~23%ぐらいです。
・アミロース:多く含まれるほど、パサパサした米になります。
・アミロペクチン:多く含まれるほど、もちもちした米になります。
ミルキークイーンの系譜図
ミルキークイーンの水加減
一度いつもどおりの水加減で炊いていただいて、それでもしやわらかいようでしたらその次から水加減を減らして下さい。