お米は、日本人の主食であり色ん品種が存在します。
都道府県によって栽培する品種・県の奨励品種が異なってきます。
まずは、日本の一番北から紹介していきましょう。
※その地域の代表する品種であって他にも色んな品種を栽培していると思います。
全国で栽培している品種
●北海道:ななつぼし・きらら397・ゆめぴりか
●青森県:晴天の霹靂・まっしぐら・つがるろまん
●岩手県:どんぴしゃり・いわてっこ・たかたのゆめ・ひとめぼれ・あきたこまち
●宮城県:ひとめぼれ・ササニシキ・まなむすめ
●秋田県:あきたこまち・ひとめぼれ・めんこいな
●山形県:つや姫・はえぬき・ひとめぼれ
●福島県:こしひかり・ひとめぼれ・あきたこまち・天のつぶ
●茨城県:こしひかり・あきたこまち・ゆめひたち
●栃木県:こしひかり・あさひの夢・なすひかり・とちぎの星
●群馬県:あさひの夢・こしひかり・ゴロピリカ
●埼玉県:こしひかり・彩のかがやき・キヌヒカリ
●千葉県:こしひかり・ふさおとめ・ふさこがね
●東京都:少量
●神奈川県:キヌヒカリ・さとじまん・こしひかり
●新潟県:こしひかり・こしいぶき・ゆきん子舞
●富山県:こしひかり・てんたかく・てんこもり
●石川県:こしひかり・ゆめみずほ・能登ひかり
●福井県:こしひかり・ハナエチゼン・あきさかり・イクヒカリ
●山梨県:こしひかり・あさひの夢・ひとめぼれ
●長野県:こしひかり・あきたこまち・キヌヒカリ
●岐阜県:ハツシモ・こしひかり・ひとめぼれ
●静岡県:こしひかり・あいちのかおり・キヌヒカリ
●愛知県:あいちのかおり・こしひかり・ミネアサヒ
●三重県:こしひかり・キヌヒカリ・みえのゆめ
●滋賀県:こしひかり・キヌヒカリ・日本晴・みずかがみ
●京都府:こしひかり・キヌヒカリ・ヒノヒカリ
●大阪府:ヒノヒカリ・キヌヒカリ・きぬむすめ
●兵庫県:こしひかり・キヌヒカリ・ヒノヒカリ・きぬむすめ
●奈良県:ヒノヒカリ・ひとめぼれ・キヌヒカリ
●和歌山県:キヌヒカリ・イクヒカリ・こしひかり
●鳥取県:こしひかり・ひとめぼれ・きぬむすめ
●島根県:こしひかり・きぬむすめ・ハナエチゼン
●岡山県:アケボノ・ヒノヒカリ・あきたこまち
●広島県:こしひかり・ヒノヒカリ・あきろまん
●山口県:こしひかり・ひとめぼれ・ヒノヒカリ
●徳島県:こしひかり・キヌヒカリ・ヒノヒカリ
●香川県:ヒノヒカリ・こしひかり・はえぬき・おいでまい
●愛媛県:ヒノヒカリ・こしひかり・あきたこまち
●高知県:こしひかり・ヒノヒカリ・にこまる
●福岡県:ヒノヒカリ・夢つくし・元気つくし
●佐賀県:夢しずく・ヒノヒカリ・さがびより
●長崎県:ヒノヒカリ・にこまる・こしひかり・ながさきつや姫
●熊本県:ヒノヒカリ・こしひかり・森のくまさん
●大分県:ヒノヒカリ・ひとめぼれ・こしひかり
●宮崎県:ヒノヒカリ・こしひかり・まいひかり
●鹿児島県:ヒノヒカリ・こしひかり・あきほなみ
●沖縄県:ひとめぼれ・ちゅらひかり・ミルキークイーン
美味しいお米の炊き方
計量カップ
美味しくご飯を炊こうとするときに一番最初に行うお米の計量についてお話ししようと思います。
お米を美味しく炊くには、やはり計量もしっかり計らないといけません。
計量カップでてきとうに指ですりきりして計るのでは、必ず誤差が生まれてくると思います。
計量カップの形でも丸い物や四角い物などありそれだけでも誤差が少し生じます。
また、白米と分つき米や玄米や新米や無洗米でも多少誤差が生じます。
なので計量カップにお米を入れたらなにか正確な形のものですりきりして下さい。
それでもなおご心配の方は、計量器(重さを計る機械)を使って重さを計ると間違いありません。
米とぎ
お米を研ぐ、洗う、洗米するという事は、美味しいご飯を炊く為には必要なことです。
お米を研ぐといってもごしごしと洗うというのではなく力を抜いて軽く汚れを取り除く程度だと考えて下さい。
精米の技術が進んでいる現代では、ごしごしと力を入れて研ぐ必要はありません。
ごしごしと洗いすぎると逆に割れ米が出たりお米の美味しい旨味成分まで失ってしまう可能性があります。
大事なのは、すすぎ(水を捨てる)を手早くすることが重要となってきますです。
ゆっくりと研いでいつまでも水に浸しておくと水に溶けた糠がお米について、糠臭いご飯になってしまう恐れがあるのです。
まず、お米の量をちゃんと量りたっぷりの水で手早くかきまぜてあげてすぐ水を捨てます。
次に新しい水を入れて2~3回ほどかきまぜて洗米しできるだけ白い水がなくなるように繰り返します。
ここでポイントとなってくるのが手早くするというところです。
できれば、2~3分以内に終わるようにすると良いです。
炊飯での水の量
お米を研いだら次に行うことが浸漬(お米を水に浸けておくこと)です。
夏場で約30分程度で冬場で120分といわれれおります。
水の温度でも違ってきます。
約15℃ぐらいの温度の水が良いとされています。
家庭では、なかなか手間でできないと思うのですが、お米を炊く前に一度ざるにお米をあげ水を切り5分ほど休ませてから炊飯器に戻して新しい水を入れてあげると美味しいご飯が炊けると思います。
米を水に浸けたままの水は、細菌の発生や腐敗臭を発生させることがあります。(特に夏場の場合)
この面倒なひと手間で美味しく炊けるので一度お試しください。
ご飯を炊く
お米を目安通り浸水(お米を水につけておくこと、夏場で約30分程度で冬場で120分)したら、次はお米を炊飯器で炊きます。
お米を美味しく炊くには、一度ざるなどにお米を移し5分ほどおいてからまた炊飯釜に戻しお米の約1.3倍(炊飯釜に付いてる目安通り、米の品種によって少し変わってきますが)の水を加えて炊きます。
(◆炊く前に氷を入れて炊くと美味しくなると言われています。)
炊飯器によっても美味しく炊き上がるか違ってくるので、良い炊飯器をご使用されると良いと思います。
ご飯を蒸らす
ご飯が炊き上がったら15分から20分ほど蒸らしましょう。
ご飯を蒸らすという事をなぜするかと言いますと、米の芯まで水分がいきわたっていなかったり炊飯釜の中のご飯の場所により温度にむらがあるので行います。
蒸らすことで美味しいご飯が炊けます。
ご飯のほぐし
ご飯が炊けてから約15分から20分ほど蒸らしたら次は、ご飯をほぐす作業です。
ほぐしの最適な温度として約95℃と言われております。
炊飯器を開けたらすぐほぐしをすると良いと思います。
炊飯釜の中でしゃもじで空気感をだすようにふんわりと力まず手早くこまめにほぐします。
ご飯をほぐすことで美味しいご飯が炊きあがるのでぜひして頂きたい作業です。
あとは、茶碗にふんわりとしゃもじで盛り付けて出来上がりです