無農薬栽培 | 減農薬栽培 |
---|---|
福井県では平成13年度より、化学合成農薬と化学肥料の使用を極力抑えた農産物に、県独自の厳正なる基準を設け認証しています。
この認証を得るには、福井県植物防疫協会の厳正な審査を受けて認証されます。
特別栽培米とは、4区分に分かれていまして農薬使用量が(通常に比べ5割以上削減~不使用)栽培期間中の化学肥料(窒素成分) の使用量(通常に比べ5割以上削減~不使用)のお米をまとめて特別栽培米といいます。
特別栽培米の4区分の詳細・認証シールの種類は、下記の通りです。
認証区分 | 認証マーク | 栽培期間中の農薬使用量(※2) | 栽培期間中の化学肥料(窒素成分)の使用量 |
① | なし | なし | |
② | なし | 通常に比べ5割以上削減 | |
③ | 通常に比べ5割以上削減 | なし | |
④ | 通常に比べ5割以上削減 | 通常に比べ5割以上削減 |
有機栽培と無農薬栽培と減農薬栽培の違い
種類 | 内容 | 農薬・化学肥料 |
---|---|---|
有機栽培 | 3年間以上も農薬・化学肥料を施さない農産物 | 0% |
無農薬・無化学肥料栽培 | 農薬・化学肥料を全くやらない農産物 | 0% |
減農薬・無化学肥料栽培 | 除草剤を薄く1度だけ施した農産物 | 20% |
無農薬栽培と普通栽培の違い
普通栽培米との栽培方法の違いから稲株の太さ・姿・色つきなどで、品質・味の違いの差となって現れます。
収穫量が少ない
苗と苗の株間を普通栽培の3倍の間隔で植え、風通しを良くし、更に太陽の光が株元まで差し込むようにすることで、病虫害から稲を守るのです。よって収穫量は少なくなってしまいます。
田んぼをひと目見ただけで違いが分かる。
無農薬で育てられた田んぼは、黄金色一色になります。稲株の太さ・姿・色つきに違いが生まれるのです。
無農薬栽培の苦労
こちらで作っている無農薬米には、牛糞・米ぬか・稲のわら・もみがら等の有機質材料に、酵素とバクテリアを繁殖させた堆肥を使用しております。
よって、雑草の草取りが一番大変です。それもこれも土が良い証拠です。
食生活の乱れが騒がれている昨今、本物のお米を真剣に見つめ、これからの時代を担う若者や子供たちのために、更なる努力をしていきたいと考えます。