無農薬米というのは、農薬を一切使用せず栽培したお米のことを言います。 |
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農薬を使用しないという事は、雑草が生え放題、害虫がやってき放題と自然には、とても良いことなのですが、この状況でお米を作るということは、とても大変なことなんです。 雑草が生えるということは、田んぼのかで稲に吸収してほしいはずの栄養を雑草が摂って行ってしまい収量が減ってしまいます。 |
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そうならないように、稲が小さいうちは、機械で雑草を採りそれも何回も行ないます。 | |
そして稲が大きくなったら人が田んぼに入って手での草取りとなります。 この手での草取りがとても大変です。 畑とかで雑草を採るのとは、全然違います。 まず田んぼは、歩きにくくぬかるみながら稲を踏まないように歩きながら雑草を採って行きます。 |
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田んぼの中には、無農薬栽培なので色んな生物がいて遭遇します。 かえるなどは、かわいいので良いのですが、ヒルやヘビに遭遇した時には、とてもビックリ仰天です。 これを暑い時期に行うので日焼けやヘビたどに噛まれないように長袖長ズボンでしかも稲の葉が鋭くが目に刺さらないようにゴーグルやメガネを付けて行います。 ですので中腰で草取りをしながら進んで行くので体力の消耗が半端じゃありません。 汗びっしょりです。 |
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他にも畦道にも農薬を使用しないので草刈りをマメに行います。 いくら機械が進歩してきても無農薬でお米を作ることに関しては、関係ありません。 肥料も化学肥料は一切しようしないで有機肥料を使用しています。 化学肥料を使った方が収量がふえるのですが、安全面や味といった面を考えると有機肥料の方が良いと思います。 畦に雑草を生えさせておくとカメムシの住処になってお米が成熟してきたらお米を食べに来ます。 たまに白米の中に黒い斑点のお米が混じっている時があると思いますが、あれはカメムシが米を吸ったことにより黒くなるのです。 カメムシも農薬を使用しないのでたくさんやってきます。 それなので普通栽培のお米に比べ何回も色彩選別機という機械を通して黒い米や異物を取り除きます。 それを行うとまた収穫量が減ってしまいます。 なのでなかなか無農薬で栽培する人が増えないのもこういった理由があるためなのです。 農家さんによっては、外部機関に認証をえないで無農薬栽培で作っているという人がいますが、そででは信頼性に欠けます。 |
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当店で販売している無農薬・無化学肥料栽培は、福井県かからの特別栽培農産物の認証を得ています。 認証を得るには、どんな肥料をやったのか栽培日記などちゃんんと付けて提出して福井県の職員の方に着て頂いて間違いなくちゃんと栽培しているか確認してもらいます。 |
当店の無農薬栽培・減農薬栽培の農産物は福井県の認証を得ています。どうぞご安心してお召し上がりください。
無農薬栽培 | 減農薬栽培 |
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福井県では平成13年度より、化学合成農薬と化学肥料の使用を極力抑えた農産物に、県独自の厳正なる基準を設け認証しています。
この認証を得るには、福井県植物防疫協会の厳正な審査を受けて認証されます。
特別栽培米とは、4区分に分かれていまして農薬使用量が(通常に比べ5割以上削減~不使用)栽培期間中の化学肥料(窒素成分) の使用量(通常に比べ5割以上削減~不使用)のお米をまとめて特別栽培米といいます。
特別栽培米の4区分の詳細・認証シールの種類は、下記の通りです。
認証区分 | 認証マーク | 栽培期間中の農薬使用量(※2) | 栽培期間中の化学肥料(窒素成分)の使用量 |
① | なし | なし | |
② | なし | 通常に比べ5割以上削減 | |
③ | 通常に比べ5割以上削減 | なし | |
④ | 通常に比べ5割以上削減 | 通常に比べ5割以上削減 |
このように無農薬栽培でお米を作るということは、かなり大変なことなのです。
私たちの農家さんが一生懸命に作った無農薬米をどうぞ安心してお召し上がりください。
無農薬米