発芽玄米の効果
発芽玄米とは、玄米が発芽した状態のもので芽を出した玄米のことです。
玄米が発芽する際に眠っていた酵素が活性して出芽の為に必要な栄養素を玄米の内部に増やしていきます。
そのため発芽させることにより玄米が柔らかくなり食べやすく栄養素もアップします。
炊飯する際も玄米のように長時間水に漬けておく必要もなく圧力釜を使う必要もなく通常の炊飯器で白米と同じように炊飯することができます。
炊き上がった発芽玄米のご飯も従来の玄米ご飯と比べ何倍も柔らかいため何回も噛む必要もなく、白米のご飯を食べるのとたいして変わらない感覚で食べることができます。
玄米のご飯よりも消化吸収が良くなり、さらに玄米を発芽させることにより栄養価やうま味が向上するのです。
玄米が発芽する際にタンパク質、ビタミン、ミネラル、アミノ酸等の数値が向上て栄養価も高くなります。
発芽玄米とは、簡単に言うと玄米以上の栄養価を持ち白米に近い柔らかさで食べられるお米なのです。
発芽玄米を食べることでいろいろ体に良い影響が期待できます。
発芽玄米に含まれている栄養素
栄養素 | ビタミンB1 |
働き | ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えてくれる働きがあり皮膚や粘膜の健康維持にも必要なビタミンです。 疲労回復にも効果があるといわれております。 |
栄養素 | ビタミンE |
働き | ビタミンEは、ホルモンの分泌を促し、自律神経失調症や更年期障害の予防や老化防止、シミ・動脈硬化・生活習慣病の予防、血行促進など体調を整えてくれる働きがあります。 |
栄養素 | イノシトール |
働き | フィチン酸からつくられて脂肪肝予防や動脈硬化予防やカルシウムの吸収を促進する効果、肝機能改善、コレステロール血栓の改善などにも効果があります。 |
栄養素 | フェルラ酸 |
働き | ポリフェノールの一種で抗酸化作用があり大腸がんのなどの予防や認知症予防効果も期待できます。 |
栄養素 | アラビノキシラン |
働き | NK細胞の活性化、抗酸化作用。 |
栄養素 | γ-オリザノール |
働き |
コレステロールを低下させる作用、抗ガン作用、抗酸化作用、脳機能改善作用や自律神経失調症、更年期障害、潰瘍などにも効果的で治療薬にも使用されています。 |
栄養素 | マグネシウム |
働き | マグネシウムは、カルシウムと同じく骨に貯蔵される栄養素で骨の健康維持をはじめ体内の多くの機能を調整する役割があります。 |
栄養素 | 植物ステロール |
働き | 血中の悪玉コレステロールを下げる働きがありコレステロールの吸収を抑える効果があり生活習慣病の予防や糖尿病の改善する効果も期待できます。 |
栄養素 | GABA(ギャバ) |
働き | GABA(ギャバ)には、ストレスを軽減し精神を安定させたり、血圧やコレステロールを下げたり、アトピーやアレルギーに効果的だという事も期待できます。 |
他にも様々な効用が期待できます。
それでは、どのような効果が期待できるか、ご紹介していきます。
発芽玄米の期待できる効果
便秘の解消と予防効果 |
発芽玄米に含まれる食物繊維により大腸の運動機能が促進され、便秘や予防に効果的です。 |
高血圧症の改善 |
血圧の低下には、カリウム、マグネシウム、カルシウムといったミネラルや不飽和脂肪酸が発芽玄米に含まれている為それらが効果をもたらすと考えられます。 |
肥満症の改善 |
肥満の食事療法では、糖類や植物性脂肪、パンや麺類、いも類、アルコール類を控え食物繊維を多く含む食品を摂取することがいわれますが、その中にご飯も含まれていることがありますが、ここでいうご飯とは、白米のご飯のことであり、食物繊維を多く含む玄米や発芽玄米のご飯のことではありません。 発芽玄米は、むしろ肥満症改善にぴったりの食品なのです。 |
貧血症の改善 |
鉄分の不足で起こる鉄欠乏性貧血症の場合、鉄分を含む発芽玄米には、貧血症を改善される効果が期待できます。 |
美髪効果 |
発芽玄米を一日三回食べるようになったら、一カ月ぐらいから糖尿病によるのどの渇きがなくなり血糖値も下がり始めたという事例もございます。 発芽玄米を食べる事によりいろいろな効果が期待できます。 |
糖尿病の改善 |
発芽玄米を一日三回食べるようになったら、一カ月ぐらいから糖尿病によるのどの渇きがなくなり血糖値も下がり始めたという事例もございます。 発芽玄米を食べる事によりいろいろな効果が期待できます。 |
有害物質の排出 |
発芽玄米に含まれている不溶性の食物繊維には吸着性があるので食品などを通して体に入り込んだ発ガン性物質など腸内の有毒物質を体外に排出します。 大腸ガンの予防にも期待できます。 |
血中コレステロールを減退 |
食物繊維には、コレステロールから作られる胆汁酸の分泌を促して分泌された胆汁酸や中性脂肪に吸着して血液のコレステロールを減少させる働きがあります。 |
血糖値を下げる効果 |
体内に取り入れたれた糖類は、食物繊維があることによって一気に吸収されません。 そのために血糖値の急上昇を防ぐので糖尿病の予防や治療に期待できます。 |
腸内腐敗菌の活動を弱める |
食物繊維は、乳酸菌などの有機酸を出してくれる有用菌を腸内で増殖される温床になるので腐敗菌の活動を弱めてくれます。 |
腎臓、肝臓、すい臓の働きを良くする効果。 |
脳への血流がよくなり、脳細胞の代謝を活発にする効果。 |
アルコールの代謝促進効果。 |
体臭や口臭の改善効果。 |
精神状態を安定させる効果。 |
他にもいろんな体に良い作用が期待できますのでぜひ毎日の食事に発芽玄米を食べることをおすすめします。
発芽玄米を食することによる変化
発芽玄米を食べ始めると変化する事
①体質が変わり食生活が変化します。
②体力が増して行動が活発になり迅速に行動できるようになります。
③心に満足感や充実感を感じゆったりとした精神状態になっていきます。
④心に余裕が生まれ気持ちが他人に向かい、社会へ目を向けるようになります。
⑤発芽玄米を食べ続けることで病気の改善に期待ができます。
⑥発芽玄米を食べ続けることで健康的な生活を送っているなと感じられるようになります。
⑦発芽玄米を食べ続けることで無理なく健康的にダイエットする事が出来ます。
⑧発芽玄米を食べ続けることで肌や髪質が良くなりアンチエイジング効果も期待できます。
発芽玄米ダイエット
発芽玄米ダイエットとは、毎日の主食であるパンや麺類、粉もの、白米を発芽玄米に変えるだけの無理なく続けられる簡単ダイエットです。
ダイエットをするとなるとまず主食である炭水化物を抜いたりおかずだけにしたりとなかなか体にはやさしくないことをしてしまいがちですが、炭水化物は体に重要な栄養素なのでしっかりと取り込みたい栄養素のひとつです。
無理にダイエットしても体を壊したり続かなかったりと効果的ではありません。
そこでおすすめしたいのが、発芽玄米ダイエットです。
発芽玄米には、現代人に不足しがちな栄養素が豊富含まれておりダイエットだけでなくあらゆる面で健康に効果的な食材です。
発芽玄米の始め方
ステップ1:白米1合あたり発芽玄米35g
発芽玄米は、玄米に比べ食べやすいのですが、白米をいつも食べている方には、まず白米に少し発芽玄米を混ぜて炊いてみましょう!
始めて食べる方には、まず白米1合に発芽玄米を35g混ぜて炊いてみてください。
普段、食べている白米ご飯と比べてもほとんど変わらない味わいとなります。
ステップ2:白米1合あたり発芽玄米1合
慣れてきたら白米と発芽玄米を半々にして炊いてみましょう!
白米ご飯と発芽玄米のプチプチ感が味わえます。
白米と発芽玄米を半々にするようになると体調の変化が現れます。
便通が良くなったり体調が良くなったりしてきます。
ステップ3:発芽玄米100%
白米と発芽玄米半々に慣れてきたら発芽玄米だけで炊いてみましょう!
発芽玄米に含まれる体にうれしい栄養素をまるごと食べられます。
発芽玄米100%ご飯に慣れてくると白米だけのご飯では物足りなく感じてきます。
発芽によってフィチン酸の消失
フィチン酸とは、土壌と植物体だけに含まれる有機化合物で、人間の体内では、ほとんど消化吸収できなく酵素の活性を阻害したり酸化作用を抑制する性質があり、植物体ではリンやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルを貯蔵する働きを持っています。
そのため人体が種子類を摂取したときにフィチン酸が種子に含まれるミネラルと結びつき人体へのミネラルの吸収を妨げる作用があります。
玄米食をしていると、稀にカルシウムの代謝障害が見られるのは、フィチン酸の原因が関係していると思われます。
お米の主にフィチン酸が含まれているという部分は、胚芽やぬか層に含まれています。
玄米を発芽させるとフィチン酸の本来の役目である種の保存のために種子内のミネラルを逃さないという役目を終えフィターゼの働きによりリンとイノシトールに分解されます。
フィチン酸は、いろいろな酵素の活性を阻害する性質があるので、乳児用には向かない物質なのです。
発芽玄米は、このフィチン酸が消滅しているので乳児用の食事としても安心して食べさせることができるのです。
発芽玄米は、人体への消化吸収も玄米に比べ良くなります。
発芽玄米は、無農薬栽培のものを
玄米の胚芽やぬか層には、残留農薬が溜まりやすいと言われておりますので無農薬・無化学肥料栽培の玄米を発芽させたものをお選びください。
おすすめの発芽玄米 無農薬・無化学肥料栽培の商品
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