玄米の糖質について
糖質とは?
糖質とは主に穀物類やいも類や砂糖などに多く含まれていて体のエネルギーの源となる栄養素です。
炭水化物とは、糖質と炭水化物を合わせたものが炭水化物といわれて炭水化物から食物繊維を除いたものを糖質と言います。
玄米とは、収穫したお米の籾殻を取り除いたお米のことを玄米と言います。
普段、ご家庭で食べられているお米は、この玄米を精米して胚芽とぬか層を削り取った白いお米(白米)です。
日本人は、江戸中期以前は玄米を主食にしてきましたが、江戸中期以降は白米を食べるようになり現代の日本では、ほとんどの方が白米を食べられています。
白米は、玄米に比べ食べやすいので白米が食べられています。
しかし白米は、お米の栄養が一番ある胚芽やぬか層を削ってしまったもったいないお米です。
この捨ててしまっている胚芽やぬか層には、ビタミン、ミネラル、食物繊維、微量栄養素など豊富な栄養素が含まれています。
こちらは、白米と玄米の栄養素を比較したグラフになります。
玄米と白米の糖質
白米と玄米の糖質の量は、ほぼ変わりませんが、GI値(食品の血糖値の上昇度合の数値))の値が大きく違います。
玄米のGI値は、約55で白米のGI値は約80です。
GI値が低いほと血糖値が上がりにくくなります。
玄米には、食物繊維が白米と比べると、食物繊維が4~6倍近くありこの食物繊維を多く含むことででんぷんの消化吸収がゆっくりおこなわれるのです。
お米は、太ると思われがちですが、白米を食べるのではなく玄米を食べると太りにくいです。(食事のおかずの量やメニューにもよりますが…)
玄米食をするとよく噛む習慣ががつくので肥満防止や味覚の発達につながります。
よく噛むということは、身体にとってとてもメリットがあります。
①肥満の防止
②味覚の発達
③言葉の発音が良くなる
④脳の発達
⑤葉の病気の予防
⑥ガンの予防
⑦胃腸の働きを促進
⑧体力の向上
などよく噛む習慣がつくことでいろいろな効果が期待できます。
玄米ダイエット等もございます。
お米の糖質が気になるから主食を減らしたり、食べなかったりすると体調を崩したり栄養がバランスよく摂取することができなかったり体に良くありません。
どうぞ玄米(お米)を食べてバランスの良い健康的な食生活を送りましょう!
※玄米を選ぶときには、無農薬・無化学肥料栽培のものを選びましょう!
玄米の胚芽やぬか層には、残留農薬がたまりやすいと言われております。
毎日食べる主食は、安心安全なものをおすすめします。
安心、安全でおいしい無農薬の玄米