米ぬかの魅力

米ぬかの効果

米ぬかは、米を精米する際に取り除かれる外皮のことで、栄養価が非常に高いことが知られています。

米ぬかは、主にぬか漬けや肥料に使うものだと思っていました。

今回、当店で食べる米ぬかパウダーを販売するにあたり、改めて米ぬかの魅力についてお話したいと思います。

玄米を精米する過程で削られて排出されるのが米ぬかですが、その米ぬかには栄養が豊富に含まれています。

どのような効果が期待できるのかをご紹介します。

 

1.【腸内環境の改善】
米ぬかには食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整える効果があります。特に、水溶性の食物繊維が多く含まれているため、便秘や下痢の改善に効果が期待できます。

 

2.【血糖値の調整】
米ぬかには食物繊維だけでなく、糖質を分解する酵素も含まれています。このため、食後の血糖値の上昇を抑え、インスリンの分泌を促す効果が期待できます。

 

3.【コレステロールの低下】
米ぬかに含まれるオリゴ糖やフィトステロールは、コレステロールの吸収を阻止する働きがあります。また、脂肪酸の酸化を抑制する効果もあるため、LDLコレステロールの低下につながります。

 

4.【美肌効果】

米ぬかには、ビタミンBやビタミンEが豊富に含まれています。これらの栄養素は、肌の新陳代謝を促進する効果があり、美肌効果が期待できます。

 

5.【精神安定効果】

米ぬかに含まれるγ-アミノ酪酸(GABA)は、神経伝達物質の一種であり、リラックス効果やストレス緩和効果が期待できます。

 

米ぬかに含まれる栄養成分

 

①γーオリザノール

酸化防止剤として使われており、抗酸化力があります。米ぬかから体内に取り入れることで、細胞の衰えを防ぐ効果があります。

また、コレステロールの吸収を抑えたり自律神経系の働きを整える作用があるといわれています。

 

②フィチン酸

米ぬかに主に含まれている成分で、植物由来の天然の成分です。

シミやシワなどを防いで、肌をクリアにしてくれる効果があります。

また、生活習慣病の代表ともいわれるガンの予防や動脈硬化など血液の不調の改善にも期待されています。

その他、貧血の予防、老化の予防、コレステロール値の低下などさまざまな効果が期待されています。

 

③GABA

 

ギャバ

 

GABA(ギャバ)には、ストレスを軽減し精神を安定させたり、血圧やコレステロールを下げたり、アトピーやアレルギーに効果的だという事も期待できます。

リラックス効果をもたらすので、日頃ストレスを感じている方は、積極的に摂取した成分です。

 

④イノシトール

抗脂肪肝ビタミンとも呼ばれており、脂肪やコレステロールの流れをよくする働きがあります。

肝臓の脂肪を蓄えないようにコントロールすることや便秘の改善にも効果が期待できます。

脳機能に重要な働きをする成分でもあり、抜け毛などを防ぐ働きもあるといわれています。

 

⑤フェルラ酸

ポリフェノールの一種で抗酸化作用があり大腸がんのなどの予防の効果も期待できます。

高い抗酸化作用を持つフェルラ酸には、脳の機能を改善すると効果が期待されており、

アルツハイマー型認知症の予防にも期待されている成分です。

 

⑥オリザブラン

これも米ぬかに多く含まれている天然成分です。

保水性があり、肌のたるみや肌荒れ防止に効果があるといわれています。

そのことから米ぬかの化粧水や洗顔料など製品もよく目にすることがあります。

 

⑦ビタミンB1

ビタミンB1には、糖からエネルギーを生み出す働きがありビタミンB1が不足すると余った糖が中性脂肪として肝臓などに蓄えられることになってしまいます。

他にも疲労の回復や皮膚や粘膜を健康に保つ効果も期待できます。

脳や神経の働きを正常に保つ働きがあります。

現代人に不足しがちな栄養素なので積極的に摂りいれたい栄養素の一つです。

 

ビタミン

 

⑧ビタミンB2

ビタミンB2は脂質の代謝を助ける役割があります。

ダイエットをされている方や、揚げ物料理をよく食べられる方には重要な栄養素です。

また、皮膚や粘膜などの細胞を再生するので、口内炎など皮膚のトラブルの予防にも期待されています。

 

その他にも食物繊維・鉄分・リン・マグネシウム・ナイアシン・ビタミンE・カルシウムなどの栄養素も含まれています。

 

 

これら多くの栄養成分の全てが米ぬかには含まれているので、体に良い食品ということをわかって頂けたのではないでしょうか。

サプリとして、毎日スプーン1~2杯程度、お味噌汁や、スープ、牛乳やコーヒーなどの飲料に入れたり、お料理やごはん、サラダなどに振りかけたりしてぜひ取り入れてみて下さい。

 

 

米ぬかは無農薬栽培のものを

 

農薬が使われていない無農薬栽培の米ぬかのものをおすすめします。

玄米の胚芽やぬか層には、残留農薬が溜まりやすいと言われております。

一年に一回や二回しか食べないのであれば、少々の農薬がついているからと言ってそこまで神経質になることまありませんが、毎日食べる食品に関しては、残留農薬を一年、二年、あるいは十年という時間での体への累積を考えるとそれは恐ろしい数値となってはね返ってくるはずです。

 

 

米ぬかは無農薬栽培のものをお選びください。

 

当店で無農薬栽培米の米ぬかを使用した食べる米ぬかパウダーを販売しております。

 

 

 

当店の食べる米ぬかパウダーは、無農薬・無肥料栽培のお米を原料とした米ぬかを使用しております。

 

さらに栽培中に抗酸化塩を使った農法をしております。

 

抗酸化塩とは?

この農法で使用される抗酸化塩は、加熱処理を行わず、天日干しで、通常の精製塩とは異なり、塩素とナトリウムの分離に優れ「健康被害が起きにくい塩」また、「命の根源」とも言われています。

田んぼのミネラル補給と微生物の餌となります。

 

【米ぬかの摂取方法】

米ぬかを摂取する方法としては、以下のようなものがあります。

・ご飯にふりかけのようにしてかけて食べるまたは、混ぜる

・サラダにかける

・スムージーやヨーグルトに混ぜる

・パンに混ぜる

米ぬかパウダーは、ほのかな甘みがあり、黄な粉のような味わいです。

大豆アレルギーをお持ちの方も黄な粉の代用にできます。

アイスクリームやお餅の上にかけてもおすすめです。

 

ただし、米ぬかは油分を含むため、摂りすぎるとカロリーが高くなることに注意が必要です。

また、食物繊維が豊富に含まれているため、一度に大量に摂ると腹痛や下痢の原因になることがあります。

その点を気をつけて、日々の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。